ピンクダイヤモンドの世界
その稀少性と美しさから、海外のジュエリーコレクターやセレブたちが注目するアイテムとなっている「ファンシーカラーダイヤモンド」。その中でも特に人気が高いのが、ピンクダイヤモンドです。ファンシーカラーダイヤモンドの代名詞と言って良いでしょう。まずはピンクダイヤモンドの人気の秘密をご紹介しますので、こちらを是非ご覧ください。⇒「ピンクダイヤモンドの世界」正統派インテンスピンク、たいへん希少なピンクダイヤモンドです
最大の産出量を誇ったアーガイル鉱山の閉山以来、ピンクダイヤモンドの価格は高騰を続けていますが、中でも産出量の少ない美しいビビッドピンクやインテンスピンクは特に高価になっています。この0.092カラットのインテンスピンクは、“本筋”と言ってもよいカラーの美しさと、ラウンドブリリアントであるということも相まって、とても貴重なピンクダイヤモンドということができます。色鮮やかな美しいファンシーインテンスピンクです
このピンクダイヤモンドのカラーグレードは、ファンシーインテンスピンクです。ピンクダイヤモンドのカラーグレードとしては、“ファンシーインテンス”は“ファンシービビッド”に次ぐ二番目に“濃い”カラーグレードです。ピンクダイヤモンドには、パープル、オレンジ、ブラウンなど、ピンクカラーにわずかに他の色味が入っているものが多く、それらはカラーグレードに、“パープリッシュ”“オレンジィ”“ブラウニッシュ”など付加的な名称、“修飾色”を入れて表します。しかし実際には天然に生まれる千差万別のカラー
を、人為的な数の限られたカラーの名称で区分するのは大変困難なことです。同じ名称でカラーグレードされている石でも、プロの目から見るとその色の幅はかなり広いです。
この石のカラーグレードには修飾色の名称は入っていません。つまりカラーグレードの名称としては付加的に他の色味は入っていないということです。では、実際に石を子細に観察してみます。天然のピンクダイヤモンドの色には、多少なりとも“紫味”が入っていることが多いのですが、この石にも若干の紫味を感じます。ピンクダイヤモンドの持つ典型的な美しい紫味です。そのほかのオレンジ味、ブラウン味などは全く感じられず、とても透明感のある明るい輝きを放っています。ファンシーインテンスピンクという名前に相応しい正統派のピンク、とても濃く美しいピンクダイヤモンドです。
貴重なVS2クラリティ
クラリティとは、ダイヤモンドの「透明度」を表します。天然のダイヤモンドはそれが生成される地球内部の状況によって、結晶の過程で様々な不純物を取り込みます。この内包物が多くなると透明感が欠け、輝きが十分に発揮できず、価値が下がります。内包物が少なくなるにつれ、産出量も少なくなり、稀少性が高くなります。VS2はプロがルーペを使ってやっと内包物を見つけられるグレードです。一般の方でしたら、10倍のルーペを使っても内包物を発見することはできません。肉眼で見つけることなんて到底できません。カラーダイヤモンドはもともと産出量が少なく大変希少なもので、さらに何よりもカラーが重視されるので透明度の高いものは非常に少ないのですが、この石のクラリティはVS2という非常に透明度の高いものです。とても貴重です。
ピンクダイヤモンドの魅力を引き出すデザイン
さて、リングのデザインはピンクダイヤモンドの魅力を十分に引き出すことを主眼に置きました。ピンクダイヤモンド最大の魅力、それはもちろんカラーです。ピンクカラーを際立たせるために、無色のメレダイヤモンドで取巻きました。それによってピンクと白のコントラストが際立って、より一層ピンクダイヤモンドの鮮やかな美しさが強調されます。またメレダイヤモンドで取り巻くことによって、センターストーンに適度な存在感を出しました。さらにアーム部分は二股にすることによりリング全体にボリューム感を出しました。ピンクダイヤモンドに相応しい高品質リングです
このリングに触れていただくとはっきりとした「質感」を感じていただけると思います。このリングには約5.4グラムのプラチナが使用されています。安価なリングはもっと少量のプラチナしか使用していませんが、私たちは量を惜しまず、全体的にたっぷりとプラチナを使用しています。またリング内側にも十分な量のプラチナを使用しているので指当たりが良く、指にはめたときの着用感は最高です。このリングには純度の高いプラチナ950を使用しています。よく使われているプラチナ900よりも硬く、変形にも比較的強い素材になっています。そして私たちは磨きます。私たちが持つ高い研磨技術で、プラチナを鏡面のようにピカピカに磨き上げます。細部までフォルムにこだわった優雅な曲線は、徹底的に磨き上げられることによって神秘的な光沢が生まれ、地金の艶やかさを最大限に引き出します。十分な量のプラチナと美しい磨き、これらが「質感」を生み出すのです。海外ブランドのリングと比べても、勝るとも劣らないハイクオリティなリングに仕上がっています。
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